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やさしいレーザー講座 第30回
木の洗浄法
木をレーザー彫刻やカットすると、木のヤニが表面にしみ出て粉塵と混ざり、残留物として堆積されます。木にポリウレタンまたはラッカーのコーティングをしてあるとヤニや粉塵から木材の表面を保護します。ヤニは濡れたセーム皮や網カバー付きのスポンジを使用して取り除くことができます。ユーザーによっては洗浄製品を使用していますが、水は最も容易に入手可能な湿潤剤です。
- 木材がポリウレタンでコーティングされていない場合、ヤニと粉塵が加工材料の表面を汚してしまうのでサンドペーパー等でヤニを除去する必要があります。
- ペーパータオルを使って木の表面を洗浄しないでください。ペーパータオルは擦られるとは繊維が細かく細断され、彫刻されたくぼみから除去することは不可能です。 レーザー彫刻用に製造されているほとんどの木材製品は、ポリウレタンコーティングを施してあり、非常に簡単に清掃できます。
- レーザー彫刻にはレーザー加工用に仕上げされている木（ポリエチレンやラッカーで表面処理されている）を使用するのが良いでしょう。仕上げされていない木をマスキングしないで彫刻するとスモークが付着しやすく、一度付着するとサンドペーパーをかけない限り除去することができません。仕上げしていない木にレーザー彫刻するときには必ずマスキングしてからおこなってください。
- 彫刻部分の模様が細かくてマスキングを剥がしづらい場合は、彫刻した後、表面を水でビショビショに濡らすとテープの接着力が落ちるので剥がしやすくなります。
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