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laserbox体験記➇「プログラミング教材を使って音の出る『刀』を作ってみた!」

みなさん、こんにちは。絵本作家・イラストレーター・FDA非常勤プロデューサーのU-sukeです。


いまや世界を席巻している「鬼滅の刃」人気にあやかりまして…
今回は、makeblock社のプラグラミング教材「CyberPi Go Kit 」と「laserbox」のスケッチカット機能を使って、アニメ的な音の出る「オリジナル刀」を作ってみました。
ちなみに、今回の作品アイデアを考えてプログラミングをしてくれたのは(株)LDFの吉田氏です。


これが「CyberPi Go Kit 」。ライターくらいのサイズで、小さなゲームのコントローラーといった見た目。プログラミング次第でいろいろな可能性が広がります。


➀まず、mblockのソフトウエアwww.mblock.ccをダウンロードます。CyberPiをUSBでPCにつないで、イベントブロック(指令の書いてあるタグ)を使ってプログラミングをします。

刀を振り落としたときに「シャキーン!」という音が鳴るようにイベントブロックを配置します。

「CyberPiが起動したとき」
「ずっと」
「もし『【振る】が検出された』なら」
「完了まで【金属衝突】を再生する」

プログラミングに使うイベントブロックは、たったこれだけのシンプルなものです。小学生でも使える教材だけあってとても簡単にプログラミングできます。


➁つづいて、「刀」を段ボールで作ります。手元の太さのサイズを考慮して、あとは自由に手描きで描きます。斧でも鎌でもお好きなデザインに。トレーシングペーパーを使ってレーザーで作った刀の表と裏の二枚を重ね合わせて貼り付けます。今回は白の色紙にも同じデータをカットして貼りつけました。


➂そして、刀の鍔(つば)を作ります。ここは子供の想像力で楽しんで作れるところだと思います。 実際のつばも美術工芸品としての価値が高いので色んなデザインを学べてよいかもしれません。赤マジック(カットされます)で刀の差し込み口を作ります。


➃CyberPiを入れる箱は、サイズを図ってイラストレーターで製作。データは書き出し>dxfで保存します。この箱を刀の柄(つか)にします。柄は、作らなくてもCyberPiを柄にして刀と鍔を取り付けられるようにしてもいいかもしれません。


➄柄にする箱の中にCyberpiのスイッチをオンにして挿入します。


➅刀と鍔を差し込んで固定すれば完成です。

➆刀を振ると「シャキーン!」という音が出ます。スーパーヒーローに変身です!

スケッチカットで刀や柄の部分をヨーロッパ風にしたり、斧やこん棒にして…たとえば音も「木打ち、ガラス音、噴火音」と違う音が出るようにプログラミングを変えて、カスタマイズすることもできます。

おもちゃとはいえ、「武器」を教育現場で作るのはどうかいうご意見もあるかもしれませんが、すべて段ボール製なので危険はありませんし、アニメのヒーローや戦国武将のイメージを実現するためにプログラミングおよびレーザーカッターを使うことで、子供たちは「ものづくり」の楽しさに目覚めるかもしれません。

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