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laserbox 体験記➂「ホワイトボード用紙を使ってエコ対策」

こんにちは。絵本作家・イラストレーターのU-sukeです!
今回もLDFが取り扱っている makeblock 社のレーザーカッター加工機 laserbox(レーザーボックス)の体験レポートをお届けします。

laserbox の中に、手描きのイラストを左側、加工材料を右側に置いてボタンを押すだけで彫刻・カットできる laserbox のスケッチカットPro機能は、小さい子供でも使いこなせる他機種にはない laserbox だけの大きな魅力です。

ただ、僕は個人的に少し気になっていることがありました。
それは、描く絵のサイズに関わらず、A4サイズの紙を1枚用意しなければならないこと。

前回作った人形劇の人形も、登場人物の数だけA4用紙を必要としました。
絵を描き損じるたびに紙を無駄にしなければいけないのは心が痛い。

子供向けのワークショップや授業で使う場合、教育的な観点でいっても、紙をたくさん使うこの方法は、あまり「エコ」じゃないのが悩みの種でした。
きっとグレタ・トゥンベリさんもお怒りになって夕飯のちゃぶ台…いや、テーブルをひっくり返すはずです。(←それこそエコじゃないけど)

そもそも最新鋭のデジタルファブリケーションが「エコ」に配慮できないのは問題なので、何か方法はないかと考えました。
そこで、百円ショップで売っている「ホワイトボード用紙(シート)」を使って加工ができれば、何度も再利用できるのではないかと思って今回試してみました。

その結果は……  見事、彫刻・カットすることができました!

まずホワイトボード用紙(裏がマグネットタイプ)にホワイトボードマーカーで絵を描き、カット線は赤色で描きます。

PCの設定で「スケッチカットPro」にして「黒線を彫刻する」と「赤線を切断する」の項目にチェックします。

あとは laserbox にホワイトボード用紙と、加工材料を並べて配置してボタンを押すだけ。

段ボールを使ってこんな感じで加工できました。

いったん絵を消して…(ティッシュなどで汚れカスもきれいに取り除き)

違う絵を描きます。

今度はベニヤ板を使って彫刻・カットしました。

ベニヤには、アクリル絵の具で色もつけてみました。

この方法であれば紙の無駄を省くだけではなく、絵がうまく描けなかったときに、あとを残さずに何度も消したり修正したりすることができるのでスケッチカット機能にも適しています。

ただ、ホワイトボード用紙を使うときの注意点もあります。Laserbox にシートを置くときに、表面がつるつるして光を反射しやすいので、少し用紙を左右に移動調整して光の反射が絵にかぶらないようにする必要はあります。(PC上で確認できます)

下のように絵と光の反射が重なっていると彫刻できません。

加工するときにシートを左右上下に動かして絵からずらしてあげると問題なく彫刻加工できます。

ぜひ皆様もお試しください。

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